こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。
すっかりさむぅなりました。。もう11月ですね。やり残しがないか、整理の時期です。やっていないこと、できなかったことはありますか?
できないことに出会うときって、戸惑ったり、悔しかったりしますよね。
その瞬間こそ、人間だけが持つ「学びの始まり」だと思います。
おもしろい著書がありまして、『チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか』というのがあります。
本書には、人間とチンパンジーの決定的な違いとして、「教えること」と「学びを共有すること」が挙げられています。
チンパンジーも観察によって学びますが、仲間に「こうやるんだよ」と意図的に伝えることはしません。
一方で人間は、自分が得た知を他者に伝え、共により良くなろうとする存在です。
“できない”を“できる”に変える努力を、他者と分かち合える。
それこそが人間の進化を支えてきた力です。
私たちインストラクターはこの繰り返しです。
最初はできなかった動きが、繰り返すうちに少しずつできるようになり、やがて教える立場に立つことになります。
「できないこと」は、決してマイナスではなく、「できるようになる」ための可能性の入り口。
その過程には、努力や失敗、気づきや共感といった“人間らしい成長”が詰まっています。
私自身、新しいプログラムを学ぶときには、何度も壁にぶつかります。
しかし、その壁を越えるたびに気づくのです。
「学び続ける姿」そのものが、誰かの励ましや成長につながるということを。
できない”ことに取り組む姿勢は「成長マインドセット」と呼ばれ、人間の自己効力感を高めるとされています。
つまり、うまくいかない瞬間こそ、脳が新しい神経回路をつくり、可能性が広がっている証拠なのです。
そして何よりも大切なのは、挑戦を“ひとり”で終わらせないこと。
人は誰かと共有し、励まし合い、教え合うことで、自分の力以上の成長を遂げます。
「できない」と向き合うことは、弱さではなく、他者とつながる力の証です。これぞレッスンなのです。
できないことに挑む時間には、人間力がたくさん詰まっています。
私たちワイポケは、
一人では越えられない壁を、みんなで越えていく場でありたいと思います。
できないこと―( impossible )に
小さなアクション―( ‘ )を起こしましょう。
それが、できる―( i ‘ m possible )に変わる喜びを感じましょう!
11月も頑張りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考資料:チンパンジーは、なぜ「教え」ないのか―ヒトにできて、チンパンジーにできないことを哲学的に考える―

