こんにちは、ワイポケのKYONです。
こちらでは、私が経営する少人数制スタジオ事業についてのことや、仕事、そして人生の在り方についてお伝えしていきます。
先日、息子と『パンどろぼう』のアニメがやっていたので見ていた時に、仕事をする自分にも重なる場面がありました。
パンどろぼうはパンが好きなネズミ。
パンを盗んでは、食べてをしているうちに、自分が美味しいパンを作ればいいのか。
と奮起する話し。
パンどろぼうが、おいしいパンを焼き上げて、満を持してお店を開きます。
ところが、待っていてもお客さんが来ない。
パンの並べ方が悪いのか。とか、種類が足りないのか。とか。
お店の中であれこれ工夫しても、状況は変わりません。
その様子を見ながら、思いました。
これ、スタジオ始めた時と、(厳密にはこうならないように動いたことですが)一緒やん。笑
理由は単純で。
そもそも、お店があることを知られていなかったら。
どんなにおいしいパンが並んでいても、買いに来てもらうことはできないんですよね。
これは、私たちの仕事にも通じる話だと思います。
レッスンの内容を磨く。
指導の勉強をする。
参加してくださる方に、もっと喜んでもらえるように工夫する。
どれも大切です。私自身、これからも手を抜きたくないところです。
ただ、その努力を重ねることと、その存在を知ってもらうことは、それぞれ別で取り組む必要があります。
「良いものを提供していれば、いつか伝わる」
そう思いたくなる気持ちはあります。
でも、その“いつか”を待っている間にも、私たちのレッスンを必要とする誰かが、存在を知らないまま過ごしているかもしれません。
ジムが嫌いな人や、集団のレッスンが苦手な方や、習い事が見つからない子供達に、ワイポケという選択肢を「知ってもらうこと」も、含めて、今の私の仕事なのだと思います。
一方で、じゃあ発信しようとすると、不思議なことが起きます。
普段は「もっと知ってもらいたい」と思っているのに、何かを伝える場面になると、急に人の目が気になり始める。
こんなことを書いたら、どう思われるだろう。
宣伝ぽくなるのはやだなぁとか。
同業の人に見られたら、少し恥ずかしいな。
まだ出してもいないのに、頭の中にはもう視聴者がいます。
でも、実際には、自分が思うほど周りは自分のことを見ていないです。
みんな、それぞれの仕事や生活で忙しいです。
こちらが一度投稿したからといって、必ず目に入るわけでも、覚えてもらえるわけでもありません。
少し寂しく聞こえますが、
私はこの事実に、気持ちが楽になる部分もあると思います。
そんなに見られていないのなら、もう少し思い切ってやってみてもいい。
一回の発信で大きな反応がなくても、それだけで自分の価値が決まるわけではありません。
ワイポケには、一年前に入れたチラシを、今問い合わせてくる人もいます。
何回も配っているはずの場所から、
初めて見ました。って問い合わせが来ることもあります。
伝え方が分かりにくかったのかもしれない。
今回は、相手の必要なタイミングではなかったのかもしれない。
そう考えれば、次に試せることが見えてきます。
なにかの発信を頑張っている人たちは共感してもらえる部分もあるのではないでしょうか。
経験を積むほど、自分の得意なことが分かってくる。その一方で、周りからどう見られるかも分かるようになり、動く前に考え込んでしまう。
私も、そういうところがあります。
だからこそ私なりですが、この構えを持っていたいと思っています。
やってみたところで、最初からそんなに大ごとにはならない、という楽観です。
準備も責任も必要ですが、起きていない反応まで想像して、身動きが取れなくなる必要はない。
やってみて、の繰り返しでしか分からないことが、あるというのは、いろんな有名な方が言っている、それです。
今私がこうしてワイポケでメンバーと一緒にレッスンをしている関係も、最初は「知ってもらうこと」から始まっています。
そう考えると、発信することは、これから出会う人との接点をつくることでもあるのだと思います。
どんなに良いものを持っていても、知られていなければ、選んでもらう機会が生まれない。
私たちインストラクターには必要です。
おいしいパンを焼く努力と、
それを知ってもらう一歩の努力が。
私も、両方を続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

