こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。

私は、改めて1人のインストラクターとして、考え直してみたことを記してみたいと思います。

トレーナー・インストラクターという仕事はどんな仕事なのか。

私は、”人に変化を促すことができる仕事”だと思います。

例えば、

・階段を登っても息切れしなくなった

・腰が痛くなくなった

・姿勢が変わった

・お腹がくびれた

・気持ちが楽になった

・毎日が楽しくなった、、、

というように、インストラクターはフィットネスというエクササイズを用いてその人の健康やライフスタイルに恩恵をもたらすことができます。

それは身体的な健康だけでなく、

“心への健康”にも影響を及ぼします。

グループエクササイズでは他者と一つの空間、そして一つのプログラムを共有します。

人は、他の誰かとのつながりを多くすることで、あらゆる心身のリスクを回避することができます。

ただ、そんなこと言っても、知らない誰かとの交流はなかなかストレスだと思いませんか?

電車で知らない人に毎日一回声をかけるなんてできますか?

毎回行くコンビニを変えて違う店員さんと話をしようなんてできますか?

大抵の人は、したくないと感じますよね。

でもこれらはスタジオのプログラムに参加すれば普通にできるんですよね。

WHO:世界保健機関は「社会的孤立・孤独」を認知症リスク要因の一つとしています。

定期的な交流・グループ活動への参加は発症率を下げることが研究で明らかになっています。

現代は、人生100年時代とも言われています。

想像してみてください。

例えば、

“死を目前とするその日までの10年間”

認知症になってしまった人と、そうでない人とでは、人生はどちらが豊かでしょうか。

“定期的な交流・グループ活動への参加は発症率を下げることができる。”

私たちインストラクターはそのつながりのきっかけをつくる仕事です。

今の日本人の三大死因はわかりますか?

・第1位:悪性新生物

・第2位:心疾患

・第3位:老衰

特にこの3位の「老衰」。

最近の統計ではこの順位が上昇している傾向です。

老衰、と聞くと、「病気にもなってないし、幸せじゃん?」と思ったりしますよね?

では想像してみてください。

その老衰で死を目の前にするまでの10年間、

“寝たきりの人”と、”そうでない人”とではどちらが人生は豊かでしょうか。

明らかですよね。

ある研究情報では、

「男性の平均寝たきり年数は 9.13年、女性は 12.68年」

としているものがあります。  

約10年は寝たきり。なんですよ。

そして、この寝たきりになる原因は?

「身体的な活動不足による、筋力や筋持久力の低下」

なのです。

私たちインストラクターはこの機能を改善するし、予防する仕事なのです。

がんや、心疾患は分野的に太刀打ちできないことがあります。

なのでそこには素晴らしい知識を持った医師達がいます。

寝たきりや、誰かを忘れてしまうことがない。

最後まで幸せな人生を送ってもらえる為の心身をサポートをする。

それが私たちインストラクターです。

私はワイポケという小さな空間ですが、

参加してくれているメンバーさん達にそうサポートしたいと本気で思います。

縁起でもありませんが、

“私のこのレッスンで話している言葉が、

目の前の人が聴く、人生で最後の言葉。だと思って伝える。”

“私のこのレッスンで動いている姿が、

目の前の人が見る、人生で最後の動き。だと思って伝える。”

・認知症とか、、まだ〇〇歳だよ?

・まだ若いんだから、そんな先のこと考える必要ある?

・考え方が重すぎるんじゃない?

いえいえ、そのビジョンが見えない、見せてあげられないトレーナーは一体何の夢物語を見せているのでしょうか。

そのくらい本気で取り組むと、

小さな”自分”という存在でも、何かを変えることができるんじゃないか。

と思っています。

まだまだ、まだまだ、です。

だから、私たちインストラクターは、参加者の為に、何をすべきか。

力いっぱい走れ!強くなれ!大きく考えろ!

ークレイジーと呼ばれたランニングコーチ”Percy Cerutty”の言葉ー

ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。