こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。

ある日のレッスンで経験した、よくあることについて考えることがありました。

グループレッスンにおいては、多種多様な人たちが同じ時間を過ごします。

・レッスンが大好きな人

・体を動かすことに楽しみを感じたい人

・黙々を自分の限界を超えたい人

・インストラクターに会いたい人

これらは全部違っているようですがそれぞれが「この時間を意味のあるものにしたい。

多くは、そう感じて同じ空間にいると思います。

であれば、インストラクターはその時間すべての方に(なるべく)、「意味のある時間である」ようコミットする必要があります。

全員が楽しめない。

そんな空間をできれば、私たちインストラクターだけでなく、参加者それぞれも利他の配慮で考えていく空間が私はとても健康として良いと思っています

隣の人が、後ろの人が、前の人が、反対側にいる人が、みんなが一緒に楽しむために、ですね。

いつものメンツで、決められたグループの中で。という偏った仕切りを持つことで、交流は遮断されます。

「意味のある時間」にしたい。

これはいわゆる個々の「自己実現」です。

心理学者アブラハム・マズロー氏が提唱する「マズローの欲求5段階説」にもあるように、

集団での交流はすなわち、個々の自己実現のために必要な欲求です。

自己実現=人が幸福に満ちて人生を過ごすために、自らの目的とする”何か”を達成すること

そして、人は1人よりも2人、2人より3人という同じ目的意識を持った他人が集団とし自己実現する時間を繕うことで、よりこの欲求は増幅します。

多種多様の人が「交」わり、ひとときの「流」れを感じ合う、これこそ「交流」なのです。

但し、これらはコミュニティが大きければ大きいほど実現は難しいと実感しています。

だからワイポケは少人数なのです。

だから私は、私の関われる「100名」のメンバーさんに注力するのです。

そしてインストラクターとして、私の考えるこの交流は、キャッチボールのようにポンポン投げ合うテンポの良い、そういう即時的なものではないです。

食べ物を咀嚼し、血肉となり、身体にゆっくりと消化されていくように、

枯れた葉に水が垂れ落ち、萎れた葉に水分が、ゆっくりと広がっていくプロセスのような深い交流を指します。

そんな深い交流をし、その方達の自己実現に繋がり、人生がより豊かになる。

それらを、少しでも私の関わる環境では実現したいと考えています。

私が会社員時代に、少なからず見てきたダサい交流は、「生きた心地がしない交流」で埋め尽くされています。

上司をウザいと思いながら、愛想よく振る舞う交流。

影では悪口を叩いても、本人の前では良い顔でへつらう交流。

誰かの努力を、笑ったり、蔑んだりして生まれる偽の一体感と交流。

私は、レッスンをやるからには、関わるみんなの人生を豊かにできるように取り組みたい。

まだまだ、私のコミュニティ形成能力が低いなと感じたので、戒めも込めて記事にします。

うだうだ言うのはこれくらいにして、また明日からサービスの玄関を開けたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。