こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。
皆さんは、やりたい事は何かありますか?
また、あればそれができない理由はなんですか?
私が好きな本にこんな一冊があります。
覚悟の磨き方
超訳 吉田松陰
池田 貴将 編訳
かの有名な、吉田松陰先生の言葉を超訳した、語録・名言集の一冊です。
超訳ということもあり、解釈の違いはあるかもしれませんが、安直な自啓単語ではなく実際に変化の時代を生きた日本人の熱いまさに大和魂と言える言葉を感じることができます。
初版は2013年、本書は私がよく読み返す一冊です。
個人的に世界史は苦手ですが、学生時代から日本史はとても好きな分野でした。
わたしの京極の家系も鎌倉〜明治に活躍した先祖がおり、明治時代には華族とも言われていたらしい、、
父親にも、「入る墓はみんな一緒の場所がある」と一度墓前を拝見した記憶があります。。
(入らないと言いましたが笑)
話が逸れましたが、そんな日本史が好きな私が特に好きな時代が、この吉田松陰先生が生きた、明治維新が始まる前の幕末期です。
この時代は日本が正に「鎖国」と言われ、世界から閉ざされた(自ら閉した)孤立国家。
侍魂といいましょうか、
悪く言えば外界の知見も受け入れず、頑なになっていた時代だったかもしれません。
俺たちは、俺たちだあ!と、周りを寄せ付けない、見ようとしない身勝手さを、人・組織ではよくある事ですよね。
この時代にも鎖国という意識は存在します。
そんな時代に松陰先生は、かの有名な黒船来航時に、
「いくら敵意を燃やしたって日本を守ることはできない。むしろ外国のやり方を学ぶべし。」
と1人黒船に乗り込んで行ったそうです。
この時代の海外渡航はもちろん死刑に値します。
その後も、有名な「松下村塾」で学びを伝えていきます。
その塾の出身者には、高杉晋作、伊藤博文、山田顕義等、後の時代を切り拓いた人達が沢山いました。
この命をどう使い切るか、
命をかけて自信の意志を貫いて時代と戦った松陰先生は30歳という年でその生涯を閉じました。
私も今、松陰先生の生涯を終えた同じ歳の代を生きています。
この本を媒介として感じる事は、松陰先生の30年と私の生きた30年に、ここまでも「生き方」「覚悟」に違いがあったのかと感銘を受けるとともに不甲斐ない気持ちになります。
“生き方に大事な事は、何をどう手に入れるかではなく、どんな気持ちを感じたいか”
何か、外に出る事を躊躇っている時。
挑戦をしたいが、勇気が出ない時。
今一度気持ちを引き締め直すことができます。
周りを見れば、鎖国国家のように小さな組織で偉そうにしている人ばかりです。
‘知は行の本たり 行は知の実たり’
知識は行動のもとである。正しい行動は深い知識によって実現するものである。
暑いですが、自分がやりたい事に一歩近づいていきたいですね。暑いですが。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。