こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。

さて、8月テーマは「嫌なことの向き合い方」にしたいと思います!

日々の違和感やストレスと無理せずに向き合い、自分を責めずに過ごせる。今月はそんな気持ちになれるような内容にしたいと思います。

日常でふと感じる小さな違和感やモヤモヤ。

こんなことありませんか?

「なんかあの人の態度、引っかかったな」

「また私ばっかり我慢してるかも」

けっこーありますよね。

こうした感情が湧いたとき、

「私って心が狭いのかな」

「気にしすぎなのかも」と、自分を責めてしまう方も多いかもしれません。

でも、実はその“嫌だ”という感覚には、大切な心理的役割があります。

学者ポール・エクマンの感情理論では、

不快な感情は“生存に必要なシグナル”であり、無理や危険を知らせる役割を果たしているとされています。

つまり、「嫌だ」と思うのは、自分を守ろうとする心の防衛反応なのです。

また、“嫌だ”という感情の奥には、あなたの本音や価値観が隠れています。

アドラー心理学でも、「感情の奥には思考や信念がある」とされており、嫌な感情に気づくことで、自分が大切にしたいことを知ることができるのです。

たとえば、

・上司の言い方にモヤッとした → 本当は認めてほしかった

・友人の誘いを断れなかった → 本当は一人で過ごす時間が必要だった

・頼まれごとにNOと言えなかった → 自分のキャパシティを越えていた

嫌なことを感じた奥には、自分自身の本心や本音が隠れています。

レッスン中でも、何気ない動きに抵抗感を覚えることがあるかもしれません。

・ちょっと苦手だな

・みんなよりできていないかも

それは決して悪いことではなく、自分の内側に目を向けるきっかけです。

「嫌だと思ってはいけない」と抑えるほど、心の中にストレスは蓄積します。

でも、「私は何に違和感を覚えたんだろう?」と優しく問い直すことで、

その感情は“自分らしい在り方”を探る道しるべに変わっていきます。

「嫌なこと」が起こることを怖れず、

それに気づける心の感受性を、どうか大切にしてください。

自分を知り、自分を守る第一歩です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。