こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。
さて、昨日はワイポケ初であるダンス発表会を開催しました。
当初予定であった戸田ふるさと祭りのステージ出演の中止連絡から本番まで。怒涛に過ぎていきました。
会自体は、どの練習、どのリハーサルよりもリトルキッズ、キッズ大人の方達が良い状態、良い雰囲気でできていたと思います。
終わった時は、少しグッとくるものがありました。
反応的になる。(涙する・怒る)というのは、
人の前に立つ際は、ふさわしくないと教えられてきました。
いや、私はまだまだできませんが笑
言葉を主導で相手にしっかり伝える。
指導者としては、私よりAyaの方が断然気量あると感じています。
プライベートにおいても、Ayaは泣くなどの感情はあまり見せません。(私には)
感動映画でも、ティッシュを持つのはいつも私です。
27日の夜。普段はレッスン前に電話などしてこないAya。
「ふるさと祭り中止、なんだけど。」
その声は動揺と、少し震えていました。
めったにない事です。
同じく聞いた私も、無気力感というか、今まで走っていたのを無理やり押さえつけられたような感覚。
あそこまでいきたいのにもう行けない。
帰宅して12時を回っていましたが、
Ayaと私は中止であれば、小さくてもいいから近日出演できるイベントはないか探しました。
翌朝、祭りの運営に連絡を取りました。
「中止との事ですが、延期や振替の可能性は無いのでしょうか。」
「ありません。」
「いや、今はそうかもしれませんが、検討の余地はなされていたりしないでしょうか?」
「ありません。中止は中止です。」
こればかりは天候起因であるため、誰にも責任はありません。また、運営側も多くの方を巻き込みながらハイリスクに備え、かつ大きな責任を持たなければいけません。
設営、準備の手配を考えると、
「中止の決断早すぎる!」という声もSNSでは挙がりましたがおよそ妥当だと思っています。
しかし、それを伝達するのは人間です。
「ありません。中止です。」
主観的でこちら都合なのは承知ですが、この言葉一つで、私たちの初のステージ、大人達、子ども達、ご家族の念願が絶たれるのか。
そう思うと、やるせない気持ちになりました。
モヤモヤする状態で電話を切り、Ayaも少し疲れた顔でソファに座っていました。一言伝え仕事に向かいました。
作業していると、一通のメール。お祭り運営からでした。
戸田ふるさと祭り実行委員会にて検討した結果、会場設営が困難であること及び来場者や出店者等の安全確保が困難であることから、第50回戸田ふるさと祭りを両日全て中止とすることに決定いたしました。
ご出演の準備を行っていただいているところ大変申し訳ありませんが、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
すると、すぐに運営からの電話。
ほんの少しですが、「延期が決まりました!」という言葉を期待しました。
「メールは来ましたか?」
「今拝見しました」
「その確認でした。以上です。またよろしくお願いします。」
先ほど反応的になるのは良く無いことを話しました。この時は誰もいなかったのでいいと思っていますが、スマホを投げ捨てたくなるほど怒りを覚えました。
別に謝罪が欲しいわけではありません。
運営側の苦労も重々承知しています。
しかし、かける言葉はそれだけなのでしょうか。
言葉の力はとても大きなものというのをインストラクターという仕事をしているので身に沁みて分かります。
言葉一つ変えるだけで、その瞬間・その現状の人間関係を良くも悪くもします。
反応的になり過ぎていたので、今一度呼吸法で落ち着かせながら、出演メンバーや親御様のメッセージを拝見しました。
・分かっているけどとても悲しい
・仕方ないです。でも本当に残念。
・お子さんが泣きながら登園。
このままで終わっては絶対にいけない!
そう決意しました。
私たちは、ステージ出演を予定されていた団体様へ連絡を取りました。
実際は顔も連絡先も知らないので、SNSで検索してアカウントを見つけた団体に限りますが、およそ8団体にメッセージを送りました。
・合同でなにかやりませんか?
その言葉に手を挙げてくれた団体様と連絡を取り合い、会場を見つけました。
会場選びや特に予約等は直接現地に行かないといけないので、29日は丸一日会場探しと連絡で車を動かしていました。
昨日本番を終えて、私は仕事があったので先に家族は帰宅し、その後夜に合流。
目の前には、ケラケラ笑いながら本番中のみんなの写真や動画を見回すAyaの姿。
とても嬉しそうです。
私はこれが見たかったんだな、と。
Ayaの作品にかける想いの強さ、子ども達大人達に向けて伝えようとする熱意。今までで一番そばで感じることができました。
人は運動だけでは健康にはなれません。
人である以上、心が存在し、ここを安らかにする事。
人である以上、誰かと繋がり、交流する事。
何かに熱心に取り組む事、レッスンに来てみんなと会話をする事、親御さん達とレッスン終わった後話す事、仕事のこと、学校のことや、今のことについて話す事。
レッスンをする事以上に、我々が大切にしている事です。
みんなとつながり、心でもつながれる。
お店は小さくてもどのスタジオよりもそれが大きい。
そんなお店を私は作っていきたいです。
私たちの仕事は人対人の人間事業です。
いつまでも暑苦しくいきたいです。
メンバーの皆様、これからもよろしくお願いします。
オープンしてまだ5ヶ月。
こんな短い期間で素敵な方々に出逢いました。これからもたくさんの素敵な出逢いがあることでしょう。こらからも大人の皆さま、子供たちに「第2の家」と思ってもらえるよう、身体と心に自由で開放できる空間を提供したいと思います。
自由・解放(ワイルド・WILD )
空間(ポケッツ・POCKETS)
WILD POCKETSフィットネススタジオ
代表 京極 将城
最後まで読んでいただきありがとうございました。