こんにちは。ワイポケのKYONです。

この春、息子が小学生になりました。

新しい教室、新しい先生、新しい友達。
環境が大きく変わるこの時期は、
大人が思っている以上に、子どもにとって大きな変化なのだと感じています。


昨日聞いた話、通学初日の帰り道。

Ayaと歩きながら、息子がこんな話をしていたそうです。

学校で、家族の似顔絵を描く時間があったそうです。

そこで、
「ママの顔を描いているうちに、泣いちゃったんだ~。」と。

ガラッと変わった環境の変化に、小さい身体ながらに、感じるものがあったんだなと。


前回の記事で、「人は一人では生きていけない」という話を書きました。

人は他者との関係の中で、自分を知り、
少しずつ形づくられていく存在だと思っています。

ただ、その「関係の中に入っていくこと」は、
決して穏やかなことばかりではありません。

むしろ最初は、揺れるものだと思います。


慣れ親しんだ場所から離れることや、
いつもそばにいた存在がいない時間を過ごすこと。
知らない人の中に入っていくこと。

それは、大人が想像する以上に、
不安や緊張を伴うものだと思います。


息子の感じた感情は、ごく自然で、純粋で自然なものだと思いました。


人が新しい関係の中に入っていくとき、
必ず「揺れ」というものが生まれます。

それは環境が変わったことに対して、きちんと反応している証拠です。

むしろ、その揺れを感じられること自体が、
とても大切な感覚なのだと思います。


おなじみ、一年生になった~ら~の童謡の歌詞にある、


「友達100人できるかな」

この歌のように、
たくさんの人と関わることは、確かに一つの広がりだと感じます。


友達とは何か。

たくさんいることが大切?
誰とでも仲良くすることが正しい?

そう考えたとき、私はこう思いました。

友達とは、
無理をしなくても、その場にいられる関係のこと。

自分を大きく見せなくてもいいし、背伸びをしなくてもいい。

そういう関係が、一つでもあれば、人はだれかを頼りに強く生きることができる。


たくさんの関係を持つことよりも、一つの関係の中で安心できること。

その積み重ねが、やがて関係の広がりにつながっていくのだと思います。


学校という場所は、
多くの関係に触れる場所です。

気の合う人もいれば、そうでない人もいる。
楽しいこともあれば、うまくいかないこともある。

その中で、自分なりの距離感を見つけていく。

それが、本当の意味での「学び」なのかもしれません。


親としてできることは、限られています。

不安をすべて取り除くことはできません。
環境をすべてコントロールすることもできません。

でも、一つだけできることがあります。

それは、
「戻ってこれる場所でいること」だと思います。


外で何があっても、
ここに帰ってくれば大丈夫だと思える場所。

無理をしなくてもいい場所。
そのままでいられる場所。

その存在があるだけで、また失敗しても外の世界に向かっていくことができる。

大丈夫、外の世界に無理にいかなくていいんだよ。

そういう閉鎖的な解決ではなく、可能性を、挑戦を後押しできる存在でいたいと思いました。


そして、子どもは、親の言葉以上に、
親がどう人と関わっているかを見ていると感じます。

人とどう距離を取るのか。
誰を大切にしているのか。

その姿が、そのまま伝わっていく。


新しい環境の中で、
息子はこれからたくさんの人と出会っていくと思います。

楽しいこともあれば、
戸惑うこともあるでしょう。

でもその一つひとつが、
関係の中で自分をつくっていく時間になる。


はじめての学校、よく頑張ったね。

涙が出たのも、きっとちゃんと感じていた証拠だと思う。

無理に強くならなくていい。
無理にたくさんの友達を作らなくてもいい。

少しずつでいいから、
自分が安心できる関係を見つけていってほしい。

そして、どんなときでも、
ここに戻ってきていい。


これからも、
人との関わりの中で、
自分という存在をゆっくり育てていってほしいと思います。

とりあえず、世の母ちゃん父ちゃんはすごいなと感じた次第です。。

最後まで読んでいただきありがとうございました。