こんにちは!ワイポケのKYONです。こちらでは、私が経営する、少人数制スタジオ事業についての事、仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。

4月。です!
新しい環境が始まる季節ですね。

進学、進級、異動、新しい出会い。
子供も大人も、それぞれの場所で「新しい他者」との関係が生まれていきます。

少し楽しみな気持ちと、
少しの不安。

これからどんな人と出会うのか。
うまくやっていけるのか。

そんな感覚を抱えている方も多いのではないでしょうか。


人と関わるということは、
いつも少なからずエネルギーを使いますよね。

考え方の違い。
感じ方の違い。
言葉の受け取り方の違い。

それらが重なったとき、
関係の中に小さなズレが生まれることがあります。

そして私たちは時に、そのズレに対して

・見て見ぬふりをする
・距離を取る
・関わらないようにする

という選択をしてしまうことが往々にしてあります。

それは、とても自然なことです。私も自分自身で経験もしました。

でもそれって、、、


その選択は、本当に「関係を大切にする選択」になっているでしょうか。

人との関係についてこれを機にまた書をあさってみた所、日本の哲学者、 和辻哲郎さん著の本がありました。

この方の思想として共感したのは、


人間を「個」としてではなく、「間柄(あいだがら)」として捉えた一文です。

人は単体で存在しているのではなく、
人と人との“間”の中に存在している。

つまり、

関係とは、「外側にあるもの」ではなく、
私たち自身の一部でもあるということです。


この考え方に立つと、関係の中に起きる違和感やズレは、誰か一人の問題ではなく、

その“間”に存在するものとして捉えられます。

そして同時に、その“間”をつくっている一人として、自分の在り方もまた問われることになります。


ここで「対話」という行為の意味が変わってきます。

・相手を説得するためのものでも、
・正しさを主張するためのものでもなく、

“間”を整えるんですよね。


では、その“間”を整えるとは何か。

それは、相手を変えることではありません。

自分の立ち方を整えることです。


・感情に任せて言葉をぶつけていないか
・相手の話を途中で遮っていないか
・自分の正しさに固執していないか

対話の場で起きていることの多くは、実は「自分の在り方」が映し出されるんじゃないかなと思います。


だからこそ、対話は「怖い」と感じるときもあります。

相手と向き合っているようで、実際には自分自身と向き合うことになるからです。

・自分の未熟さ
・自分の感情の揺れ
・自分の思い込み

それらが、はっきりと見えてしまう。


しかし、だからこそ価値があります。

対話は、

関係を整えると同時に、自分を整える機会でもあるからです。(私の経験上そう思います)


対話を避けることは、一時的には楽かもしれません。

衝突も起きず、
感情も揺さぶられない。

けれどその先にあるのは、

・なんとなくの距離感
・どこか噛み合わない関係
・言葉にされないまま積み重なる違和感

です。


一方で、対話を選ぶということは、

・時間を使うこと
・エネルギーを使うこと
・時には勇気を必要とすること

でもあります。


それでも、関係を大切にしたいと思うなら、避けて通れない道でもあります。


対話において大切なのは、「うまく話すこと」ではありません。

・最後まで相手の話を聞くこと
・すぐに結論を出そうとしないこと
・違いを違いのまま受け止めること

その一つひとつが、“間”を少しずつ整えていきます。


対話を恐れない人は、強い人ではありません。整っている人です。


感情が揺れないわけではない。
ただ、その揺れを自覚し、扱うことができる。

だから、逃げない。


4月というこのタイミングで、新しい関係が始まるからこそ、
少しだけ立ち止まって考えてみてほしいと思います。


関係がうまくいくかどうかは、
相手次第ではありません。

自分が、どのようにその“間”に立つかです。


対話とは、相手を変えるためのものではない。

関係の中で、自分の在り方を問い続ける行為です。


ワイポケという場所も、

ただ身体を動かすだけではなく、人と人との関係の中で、

お互いが少しずつ整っていくようなそんな空間でありたいと思っています。


新しい出会いが増えるこの季節に、対話を恐れず、
関係に向き合うという選択を。

それがきっと、

これからの時間を、より豊かにしてくれるはずです。

新年度も頑張りましょう!最後まで読んでいただきありがとうございました。