こんにちは!ワイポケのKYONです。
こちらでは、私が経営する、
少人数制スタジオ事業についての事、
仕事や自分の人生の生き方についてをお伝えしていきます。
さて、最近感じたこととして、
「ぼーっとする時間、増えたなぁ」
なんて思いました。
おいおい、暇人か?と思われても仕方ないですが、笑
実際、自分の時間を自分で作り出していますし、無理に詰め込み過ぎていませんので、
そう感じます。
暇だなぁ、という感覚ではないですよ。汗
そんなこんな感じることもありつつ、
ふと、余暇としてカフェで読書をしている際に、聞こえてきた会話で気になったワードがひとつ。
私が〇〇してあげたのに、全然喜んでなかった!
ここまで、〇〇したのにお礼もない!
私達も、対話するシーンでたまに聞くワードではないでしょうか。
もしくは、自分でも思い当たる節はありますか?
なにか他人に対して、奉仕をしたのちの見返りが思っていたものではなかった時に、
それが不満、怒りに変換されています。
ここで大切なのは、
・誰かに何かをしようとするときに、
自分自身が満たされている状態でなかったとしたら、
何もするべきではない。
ということです。
自分自身が満たされているとは、
心の余裕や豊かさのことです。
日本人は元来、
心に余裕をもった生き方、感性を持ち合わせているといいます。
例えば、
日本人は”虫の音”にも耳を傾けることができる。
虫の声をメロディーに奏でたり、
擬音(ミンミン、ツクツクホーシ)としたりするのは日本古来からの独特な感性だと言います。
虫だけでなく、自然に対してそんな感性。
思い返すとありますよね。
風はそよそよ、とか。
太陽はギラギラ、とか。
この、虫の音に耳を傾けるということは、
心のゆとり、心の余裕、が無ければ考える、
感じる間もありません。
ぼーっとしている時間、ということです。
でも、その時間は、
些細なことにも幸せを見出す。
という必要な感性を育む時間だと思います。
・心の余裕に、幸せに満たされる感情が溢れる。
忙しなくという字は、心を亡くすと書きます。
心を亡くして忙しなく生きている。
自分でコントロールできず、
誰かに引かれたレール通りの人生を生きるだけでは心の余裕は生まれないですよね。
・自分のために生きる人生を選択することで、初めて心に余裕がうまれてくる。
心の余裕が誰かを思う気持ち、
助ける力を強くする。
そしてそれが、他の誰かを助け、助けられた人は無償の愛を感じる。
そして、感じた精神は、次の誰かに同じ事をしたいと感じる。
まさに、利他の精神で拡がる輪ですね。
そのためにまず、
自分を満たすために生きること。
ここの大切さを再度感じられます。
先程、日本人には心の余裕を大切にする感性があると述べました。
自己を満たし、
誰かと繋がり、
調和し合うことを
日本料理においても、自然とその感性が委ねられています。
「日本料理には”混ぜる”という言葉は元来無く、“和える”という言葉のみを使用するそうです。(確かに)
“混ぜる”とはそれぞれを合わせて、
全く違うものを作ること。
“和える”はそれぞれの違い(魅力)を生かしながら、お互いの個性・存在を尊重し、美味しい料理を作る。
和えるとはまさに、一人一人が自分の本当の心を大切にしながら、無理に一つにしない。個性がある中でハーモニーを作り出す。」
自分を大切にし、誰かと繋がり、調和する。
これは、私の志事である、
トレーナー業、インストラクター業にとって
1番大切なキーワードではないでしょうか。
人の前に立つ、皆さんと共鳴し、最高の時間つくる。
WILD POCKETSですねぇ。笑
こんな昔から、1番大切なことは先人が説いてくれています。
-和をもって貴し(とうとし)となす-
聖徳太子
みなさん、
虫の音は最近聞こえていますか?
足を止めて、ふと空を見上げていますか?
先日読了した本から得た着想をお話ししています。
自分の心、大切にして生きていきましょう!
本のご紹介はこちら▼
今日、誰のために生きる?
-アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語-